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「Webアプリエンジニア養成読本」を献本してもらった!読んだ!

「Webアプリエンジニア養成読本」を献本してもらいました。あざす!


Webアプリエンジニア養成読本[しくみ、開発、環境構築・運用…全体像を最新知識で最初から! ] (Software Design plus)
和田 裕介 石田 絢一 (uzulla) すがわら まさのり 斎藤 祐一郎
技術評論社
売り上げランキング: 316

「点」ではなく「線」

私自身は「28歳の時に未経験からWebエンジニアに転職する」という無謀な試みをして、今年3年目になります。日々開発に勤しむ日々を過ごしておりますが、Webアプリを作るために必要な技術要素って広い!と日々痛感しております。

たまたま自分は本書の著者の1人であるゆーすけべーさんはじめ、先輩諸氏から色々教わることができましたが、教えてくれる人が身近にいて一番よかったのは

何を勉強すればよいのかが分かった

ことです。本書にはその「何を勉強すればよいのか」がコンパクトにまとまっていると思いました。技術書って「点」で書かれているものが多いと思います(PHPRubyMySQLみたいに特定技術ピンポイントで深堀されてる本)。一方、本書は「Webアプリを作るための技術要素」という「線」で書かれているように思いました。

この本をざっと読んで手を動かせば、脳内でWebアプリを作るために必要な技術要素という「点」が繋がって「線」になっていくように思います。Webアプリエンジニア先輩諸氏がconnecting the dotsしてくれた感じで素敵です。

未経験の人は「索引作り」に

まだWebアプリを作ったことが無い方は、きっと「Webアプリを作るために必要な技術的要素の索引」がまだ頭の中に出来上がっていない状態だと思うので、頭の中に索引を作るイメージで読み進めるとよいかと思います。

まずは、この本に書いてあることを、ざっと手を動かしてやってみる(全体を見失わないようにとにかく先に進める)。すると「何を勉強すればよいのか」当たりがつけられるようになる。その後は自分でアプリの企画を考えて実際に作ってみたり、より深く勉強したい技術的要素があればさらに勉強していくみたいな感じで進めるとよいかと。

あ、ただ本書ではクライアントサイドJavaScriptとデータベースについて本当にさらっとしか触れられていないので、その部分はちょい踏み込んで自分で調べる必要が出てくると思います。

2-3年の経験がある人は「穴埋め」に

自分のように2, 3年の経験がある人にとっては、「穴を埋める」という視点で読むとよいかと思いました。もちろん「この本に書かれていることは全て知り尽くしている」という方もいらっしゃるでしょうが、自分は結構穴がありました。例えば、自分は「開発」に携わることが多く「運用」の経験が浅いです。なので、やはりその「運用」を扱っている3章,4章は穴が多かったです。

また、PHPの章はいわゆる「モダン」な開発手法が用いられているので、「レガシーなPHPの保守に手一杯でモダンなPHPの学習が追いついていない」なんて方は結構新しい発見があるのではないでしょうか。具体的にはComposerでライブラリ管理して、WAFとしてSlim(RubySinatraライクなWAF)、テンプレートにTwig、ORMにEloquent(Laravelで使われているORM)を使ってサンプルアプリを開発していくという構成になっているので、その辺の経験がなければ新しい発見があるかと。

まとめ

未経験だった頃の自分には無条件でオススメしたい。今の自分にとっても穴が把握できてよかったです!